株式会社ダイヤモンドブルーイングがFUNDINNO(ファンディーノ)で株式投資型クラウドファンディングを実施します。
この記事では開始時のデータをまとめました。
Contents
株式会社ダイヤモンドブルーイングの詳細
会社名 | 株式会社ダイヤモンドブルーイング |
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代表者氏名 | 鍛島勇作 |
本店所在地 | 熊本県熊本市東区長嶺南三丁目1番102号 |
設立日 | 2016年9月1日 |
資本金 | 37,448,610円(2021年8月4日現在) |
発行済株式総数 | 26,650株(2021年8月24日現在) |
発行可能株式総数 | 252,000株 |
事業内容 | クラフトビールの開発・販売 |
株式会社ダイヤモンドブルーイングは地元熊本の特産品や農作物を使ったオリジナルビールの開発、販売を行っている企業です。
また、ブルワリー(醸造所)を併設した50席のビアレストランBREWERY KAEN(ブルワリーカエン)、熊本駅直結の商業施設「アミュプラザくまもと」内にシーフードを専門にした「THE SEAFOOD BEER STATION」を営業しています。
地元農家とタイアップした「ごぼうビール」、「甘草(カンゾウ)」、「マルベリー(桑の実)」をフレーバーに用いたビール等、50種類ものクラフトビールを独自に開発。
また、ECでの販売もスタートしました。
今後は取り扱い店の拡大のために缶ビール化を予定しています。
ビジネスモデル
マネタイズは飲食店の営業、そしてビールの販売です。
株式会社ダイヤモンドブルーイングの代表取締役
株式会社ダイヤモンドブルーイングの代表取締役は鍛島勇作氏です。
経歴は下記の通りです。
1982年熊本県熊本市生まれ。飲食業の道に入るまでは貿易の仕事に従事
仕事で世界30カ国を渡り歩くなかで、その国でしか飲めない様々なクラフトビールの存在を知る
国々の味わいや個性に魅了され、2012年、地元熊本でビアホール「KAEN」を開業
その後、「熊本オリジナルのクラフトビールをつくりたい」という思いにかられ、2017年に熊本で唯一のビール工場併設型のマイクロブルワリーを造る
株式会社ダイヤモンドブルーイングの業績
前期決算期末(2020年8月31日)において、債務超過ではありませんが、直近試算表(2021年7月31日)において債務超過です、また営業損失が計上されています
株式会社ダイヤモンドブルーイングにおける株式投資型クラウドファンディングのデータ
株式会社ダイヤモンドブルーイングにおける株式投資型クラウドファンディング時のデータをまとめました。
1回目
申込期間 | 2020年6月10日~2020年6月12日 |
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発行価額 | 10,000円 |
目標金額 | 600万円 |
上限金額 | 2,400万円 |
資金調達額 | 1,450万円 |
出資者数 | 103人 |
時価総額(プレ) | 約2.52億円 |
結果 | 成功 |
2回目
申込期間 | 2021年9月19日〜2021年9月21日 |
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発行価額 | 12,500円 |
目標金額 | 900万円 |
上限金額 | 2,500万円 |
資金調達額 | -万円 |
出資者数 | -人 |
時価総額(プレ) | 約3.33億円 |
結果 | – |
投資コースは下記の3コースが用意されていました。
- 100,000円コース (8株)
- 300,000円コース (24株)
- 500,000円コース (40株)
第2回目の資金調達における資金使途は下記の通りです。
- 酵母研究費用
- 海外輸出準備費用
- IoT・AI開発費用
- JCCヘの手数料
株式会社ダイヤモンドブルーイングに出資している投資家
株式会社ダイヤモンドブルーイングの株主構成をまとめました。
- 鍛島勇作
- ファンディーノのエンジェル投資家
公表されている範囲内であり、上記以外の株主が存在する可能性があります。
株式会社ダイヤモンドブルーイングのエンジェル税制
株式会社ダイヤモンドブルーイングが株式投資型クラウドファンディングを利用した時点でのエンジェル税制の適用有無をまとめました。
資金調達1回目時
FUNDINNOで1回目の株式投資型クラウドファンディングを行った際はエンジェル税制Bが適用されました。
資金調達2回目時
FUNDINNOで2回目の株式投資型クラウドファンディングを行った際はエンジェル税制Bが適用されました。
株式会社ダイヤモンドブルーイングの株主優待
株式会社ダイヤモンドブルーイングでは株主優待が設定されています。
- 10株以下→ONLINE SHOPの商品10%OFF(送料別)
- 30株以下→ONLINE SHOPの商品20%OFF(送料別)
- 31株以下→ONLINE SHOPの商品30%OFF(送料別)
クーポンコードが発行され、使用回数に制限はありません。
基準日は毎年10月末です。
株式会社ダイヤモンドブルーイングのイグジット戦略
1回目時のマイルストーン
資金調達1回目時のマイルストーンは上記の通りで、2025年の8月期に売上を11.3億円まで伸ばし、その後のIPOを目指していました。
2回目時のマイルストーン
株式会社ダイヤモンドブルーイングの2回目のECF時におけるマイルストーンは上記の通りです。
計画は全体的に下方修正されました。
現時点においても計画通りではありません。
イグジットは2026年の8月期以降に伸ばされ、売上を20.5億円まで伸ばしてからのIPOを目指しています。
- 2021年 →プロジェクトメンバー強化、酵母開発、ECサイト構築、委託醸造の開始
- 2023年 →ビール製造工場新設、AI,IoT、増資
- 2024年 →海外進出の本格化に向けた、ブランディング・マーケティングの強化
- 2025年 →生産量2023年比3倍、上場を目指す
KPIは下記が設定されています。
- クラフトビール出荷量(ℓ)
- クラフトビール出荷量(缶換算)
- 缶の実際出荷本数
投資家の投資スタンス
📊アンケート📊
ファンディーノで2021/9/19から株式投資型クラウドファンディングを始める株式会社ダイヤモンドブルーイングに出資しますか??#ECF #エンジェル投資https://t.co/QwihbSjrGw— AngelFolio@ECFの専門メディア (@angelfolio) September 12, 2021
まとめ
株式会社ダイヤモンドブルーイングの詳細をまとめました。
- クラフトビールの開発・販売
- 最低投資金額10万円
- エンジェル税制B
- 2026年以降のIPOを目指す
- 株主優待はECサイトで使える割引クーポン
- 時価総額は3.33億円