株式会社ブルーオーシャン研究所がFUNDINNO(ファンディーノ)で株式投資型クラウドファンディングを実施します。
この記事では時価総額や株価、資金調達、株式投資型クラウドファンディング時のデータをまとめました。
Contents
株式会社ブルーオーシャン研究所とは??
会社名 | 株式会社ブルーオーシャン研究所 |
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代表者氏名 | 伊藤喜代志 |
本店所在地 | 埼玉県川越市東田町4番地1 |
資本金 | 11,500,000円(2021年9月8日現在) |
発行済株式総数 | 1,910株(2021年9月8日現在) |
発行可能株式総数 | 29,000株 |
設立日 | 2017年5月22日 |
事業内容 | 海洋観測を行うシステムを開発 |
決算日 | 4月30日 |
株式会社ブルーオーシャン研究所は自動観測ロボットを活用し、リアルタイムに海洋観測を行うシステムを開発するベンチャー企業です。
現在は波高や潮位、潮流、水温などの海象に注力しており、低コストで、多拠点に設置できる小型の海象観測ロボット「みちびき海象ブイ」を開発しました。
すでに「みちびき海象ブイⅡ」が完成し、本格稼働中。
高性能なGPS受信機を搭載した小型ブイに換えることで大幅なコストダウンに成功しています。
4件が販売済みで2件がレンタルとして導入済み。
また、現在は養殖場用の「AI養殖ロボット」や、「みちびき海象ブイ」の技術を融合させた「エディグライダー」の開発を計画しています。
台風の進路を決める海水温や線状降水帯の水蒸気量及び海底地図の作成に必要な情報を取得する事が可能です。
株式会社ブルーオーシャン研究所のビジネスモデル
マネタイズはみちびき海象ブイの販売とレンタル。
そして、みちびき海象ブイから得られたデータの販売です。
株式会社ブルーオーシャン研究所の代表取締役
株式会社ブルーオーシャン研究所の代表取締役は伊藤喜代志氏です。
経歴は下記の通りです。
1985年3月、東京大学大学院農学系研究科博士課程修了
1985年3月、農学博士取得(水産海洋学)
1991年1月、株式会社環境シミュレーション研究所設立 代表取締役就任
2017年4月、株式会社ブルーオーシャン研究所設立 代表取締役就任
株式会社ブルーオーシャン研究所の業績
前期決算期末(2021年4月30日)及び直近試算表(2021年7月31日)において、債務超過ではありませんが、営業損失が計上されています。
株式会社ブルーオーシャン研究所における株式投資型クラウドファンディングのデータ
株式会社ブルーオーシャン研究所における株式投資型クラウドファンディング時のデータをまとめました。
1回目
申込期間 | 2020年5月13日〜2020年5月15日 |
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発行価額 | 100,000円 |
目標金額 | 1,280万円 |
上限金額 | 3,000万円 |
資金調達額 | 1,700万円 |
出資者数 | 109人 |
時価総額 | 約1.7億円 |
結果 | 成功 |
2回目
申込期間 | 2021年10月6日〜2021年10月8日 |
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発行価額 | 110,000円 |
目標金額 | 1,287万円 |
上限金額 | 5,005万円 |
資金調達額 | -万円 |
出資者数 | -人 |
時価総額 | 約2.1億円 |
結果 | – |
投資コースは下記のコースが用意されていました。
- 110,000円コース (1株)
- 220,000円コース (2株)
- 330,000円コース (3株)
- 440,000円コース (4株)
第2回目の資金調達における資金使途は下記の通りです。
- 営業人件費
- 研究員人件費
- 広告宣伝費
- サーバー増強費用
- ブイ機能の高度化
- 校正機械の購入
- JCCへの手数料
株式会社ブルーオーシャン研究所の株主やプロ投資家
株式会社ブルーオーシャン研究所の株主構成は下記の通りです。
- 伊藤喜代志
- FUNDINNOの個人投資家
公表されている範囲内であり、上記以外の株主が存在する可能性があります。
株式会社ブルーオーシャン研究所の株主優待
株式会社ブルーオーシャン研究所では株主優待を設けていません。
株式会社ブルーオーシャン研究所のエンジェル税制
株式会社ブルーオーシャン研究所が株式投資型クラウドファンディングを利用した時点でのエンジェル税制の適用有無をまとめました。
資金調達1回目時
FUNDINNOで1回目の株式投資型クラウドファンディングを行った際はエンジェル税制が適用されませんでした。
資金調達2回目時
FUNDINNOで2回目の株式投資型クラウドファンディングを行った際はエンジェル税制Bが適用されました。
株式会社ブルーオーシャン研究所のマイルストーン
1回目
1回目のマイルストーンは上記の通り。
最終的には2026年の4月に売上を9.18億円まで伸ばしてからのIPOを目指していました。
2回目
株式会社ブルーオーシャン研究所における2回目時のマイルストーンは上記の通りです。
2021年の4月期には2,943万円ほどの売り上げがありましたが、未達です。
全体的に下方修正はされていませんが、IPOが1年ずれ込んでいます。
最終的には2027年に売上を24億円まで伸ばし、その後のIPOを目指しています。
- 2021年 →「みちびき海象ブイⅡ」の開発と販売
- 2022年 →異常気象対策バージョンの開発と販売
- 2023年 →「みちびき海象ブイ」、「養殖ロボット」共に安定して供給する
- 2024年 →海中を自動モニタリングする新型観測ロボットの開発と販売
- 2025年 →「エディグライダー」の開発開始
- 2026年 →「エディグライダー」のb
KPIは下記を設定しています。
- みちびき海象ブイの各年度末における累計契約数
- 観測ロボットの各年度末における累計契約数
目標推移がこちらです。
投資家の投資スタンス
📊アンケート📊
ファンディーノで2021/10/6から株式投資型クラウドファンディングを始める株式会社ブルーオーシャン研究所に出資しますか??#ECF #エンジェル投資https://t.co/m5OSuEDnGo— AngelFolio@ECFの専門メディア (@angelfolio) September 28, 2021
まとめ
株式会社ブルーオーシャン研究所をまとめます。
- 海洋観測を行うシステムを開発
- 最低投資金額11万円
- エンジェル税制B
- 2027年以降のIPOを目指す
- 株主優待はなし
- 時価総額は2.1億