株式会社パラダイムシフトがFUNDINNO(ファンディーノ)で株式投資型クラウドファンディングを実施します。
この記事では時価総額や株価、資金調達、株式投資型クラウドファンディング時のデータをまとめました。
Contents
株式会社パラダイムシフトとは??
会社名 | 株式会社パラダイムシフト |
---|---|
代表者氏名 | 百田 浩志 |
本店所在地 | 東京都中央区東日本橋一丁目3番6号 |
資本金 | 100,000,000円(2021年9月7日現在) |
発行済株式総数 | 11,085,000株(2021年9月7日現在) |
発行可能株式総数 | 100,000,000株 |
設立日 | 2005年3月30日 |
事業内容 | 宿泊施設向けのソフトウェア開発 |
決算日 | 9月30日 |
株式会社パラダイムシフトはホテル、旅館などの宿泊施設向けに生産性・収益性向上を目的としたITサービスを展開しているベンチャー企業です。
AiFace、RepChecker、RCBookingという3つのクラウドサービスを展開しており、主力製品である「RepChecker(レップチェッカー)」です。
こちらはOTA(オンライン・トラベル・エージェンシー)に集まる評価点数やクチコミから収益最大化へと導くマーケティング機能を備えており、すでに約1,400施設で導入されています。
今後は自社サービスで得たデータを利用し。エリア内の観光産業に向けた需要の予測や分析が行える地域共有データプラットフォーム「ホテルマーケットデータシステム」の構築を進めていきます。
株式会社パラダイムシフトのビジネスモデル
ビジネスモデルはソフトウェアの提供で、マネタイズは利用料です。
サブスクリプションモデルで提供しており、AIFaceは1部屋あたり500円〜を設定しています。
株式会社パラダイムシフトの代表取締役
株式会社パラダイムシフトの代表取締役は百田 浩志氏です。
経歴は下記の通りです。
同志社大学文学部卒。1989年株式会社リクルート入社。海外旅行情報誌「ABROAD」営業、企画、編集に携わる
1998年Concordia University にてMBA(エアラインビジネス専攻)を取得
1999年バリュークリックジャパン株式会社取締役営業部長として入社。2000年同社東証マザーズ上場。2003年同社社長
2004年独立、インターネット広告会社の株式会社インビジブルハンド創業
2005年近畿日本ツーリスト株式会社と共同事業を行う(現)株式会社パラダイムシフトを設立。2006年同社代表取締役社長に就任
株式会社パラダイムシフトの業績
前期決算期末(2020年9月30日)及び直近試算表(2021年8月31日)における純資産は債務超過ではありません。
また、前期決算期末(2020年9月30日)においては営業利益が計上されていますが、直近試算表(2021年8月31日)において営業損失が計上されています。
株式会社パラダイムシフトにおける株式投資型クラウドファンディングのデータ
株式会社パラダイムシフトにおける株式投資型クラウドファンディング時のデータをまとめました。
1回目
申込期間 | 2021年10月31日〜2021年11月2日 |
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1個あたりの払込金額 | 10,000円 |
目標金額 | 1,629万円 |
上限金額 | 6,498万円 |
資金調達額 | -万円 |
出資者数 | -人 |
上限転換価額 | 約35.7億円(1株あたり250円) |
結果 | – |
新株予約権型で株式投資型クラウドファンディングを実施しました。
投資コースは下記のコースが用意されていました。
- 90,000円コース (9個)
- 180,000円コース (18個)
- 270,000円コース (27個)
- 360,000円コース (36個)
- 450,000円コース (45個)
第一回目の資金調達における資金使途は下記の通りです。
- 開発外注費
- 人材採用費
- JCCへの手数料
株式会社パラダイムシフトの株主やプロ投資家
株式会社パラダイムシフトの株主構成は下記の通りです。
- 百田 浩志
公表されている範囲内であり、上記以外の株主が存在する可能性があります。
株式会社パラダイムシフトの株主優待
株式会社パラダイムシフトでは新株予約権者限定優待が設定されていません。
株式会社パラダイムシフトのエンジェル税制
株式会社パラダイムシフトが株式投資型クラウドファンディングを利用した時点でのエンジェル税制の適用有無をまとめました。
資金調達1回目時
FUNDINNOで株式投資型クラウドファンディングを行った際は新株予約権方式での募集だったことからエンジェル税制は適用されませんでした。
株式会社パラダイムシフトのマイルストーン
株式会社パラダイムシフトのマイルストーンは上記の通り。
2020年9月期は2.29億円の売上がありました。
2023年から事業をスケールさせていき、2024年以降に7.2億円まで伸ばしてから、IPOを目指しています。
2022年の3月までに主幹事と監査法人との契約を準備しています。
- 2022年 →「ホテルマーケットデータシステム」の開発、営業スタイルの刷新
- 2023年 →「AiFace」、「RCBooking」の迅速な稼働の仕組化。「ホテルマーケットデータシステム」販売開始。
- 2024年 →IPO想定。客室向けAIダイナミックプライシング「Next AI」開発
- 2025年 →「AiFace」の稼働1,500件、「RCBooking」3,000件突破。「宿泊税システム」の開発
- 2026年 →「AiFace」の稼働2,800件、「RCBooking」6,500件突破。「宿泊税システム」販売開始
KPIは下記を設定してます。
- AIFace(PMS売り上)の契約施設数
- AIFace(PMS売り上)の稼働施設数
- RCBooking(予約エンジン)の契約施設数
- RCBooking(予約エンジン)の稼働施設数
投資家の投資スタンス
📊アンケート📊
ファンディーノで2021/10/31から株式投資型クラウドファンディングを始める株式会社パラダイムシフトに出資しますか??#ECF #エンジェル投資https://t.co/YOyJ89uNLq— AngelFolio@ECFの専門メディア (@angelfolio) October 24, 2021
まとめ
株式会社パラダイムシフトのデータをまとめました。
- 宿泊施設向けのソフトウェア開発
- 最低投資金額は9万円
- 募集方式は新株予約権型
- 2024年以降のIPOを目指す
- 主幹事と監査法人を精査中
- 株主優待はなし
- VCや事業会社が出資済み
- 転換価額上限は35.7億円