【データと評価】ダイリンがファンディーノで株式投資型クラウドファンディングを開始!!｜エンジェルフォリオ

ダイリン株式会社がFUNDINNO(ファンディーノ)で株式投資型クラウドファンディングを実施します。

この記事では時価総額や株価、資金調達、株式投資型クラウドファンディング時のデータをまとめました。

Contents

ダイリン株式会社とは??
ダイリン株式会社における株式投資型クラウドファンディングのデータ
- 1回目
- 2回目
ダイリン株式会社の株主やプロ投資家
ダイリン株式会社の株主優待
ダイリン株式会社のエンジェル税制
- 資金調達1回目時
ダイリン株式会社のマイルストーン
投資家の投資スタンス
まとめ

ダイリン株式会社とは??

会社名	ダイリン株式会社
代表者氏名	大林義昌
本店所在地	神奈川県大和市代官二丁目12番47号
資本金	65,000,000円（2021年2月4日現在）
発行済株式総数	1,300株（2021年2月4日現在）
発行可能株式総数	1,600株
設立日	1992年2月14日
事業内容	医療機器の開発
決算日	3月31日

ダイリン株式会社は医療機器の開発を行なっている企業です。

具体的には下記の4事業を行なっています。。

止血器事業
カテーテル類開発事業
カテーテル製造機器開発事業
防護システム開発事業

この中でも現在は「特殊カテーテル」および「バルーン型止血器」の2つに注力しています。

カテーテルは小児用特殊カテーテル、腹膜透析用ガイディングカテーテルを開発しており、止血器においては穿刺部位周辺のみをバルーンで適正な圧にすることで素早く止血できるバルーン式止血器を開発しています。

ダイリン株式会社のビジネスモデル

カテーテル事業では大輪が開発と一次加工を行い、販売は販売はフューチャー・テクノス社、製造はシルックス社が行います。

カテーテル製造機器のCATH-Ovenはアメリカ大手傘下の機械メーカーと業務提携し、相手先のブランドとして世界のカテーテルメーカーへ販売する計画です。

金型の個別販売、そして製品保守メンテナンスによるマネタイズを行います。

止血器事業ではる安価モデルを追加予定。

数千円で販売していますが、数百円で購入できる使い捨てモデルを販売します。

ダイリン株式会社の代表取締役

ダイリン株式会社の代表取締役は大林義昌氏です。

経歴は下記の通りです。

愛知県豊橋市出身

中京大学商学部経営学科卒

スウェーデン系外資のガンブロメディカル株式会社に就職。入社直後に、語学力を買われ、カナダVAS-CATH社のブラッドアクセス（血管留置）カテーテルを担当、製品の全権を任される

数年後、製品の種類増加に伴いカテーテルディヴィジョンを設立し責任者となる。その後も血管造影用、血管内治療用、がん化学療法用など、様々なカテーテルの企画開発に携わる。ディヴィジョンとして3人で4億円近い売り上げを計上

1992年2月　ダイリン社の前身となるMTI株式会社を設立

2003年3月　社名を現在のダイリン株式会社に変更

※FUNDINNOより引用

ダイリン株式会社の業績

前期決算期末（2020年3月31日）における純資産は△39,515千円、売上は100,328千円です。

直近試算表（2020年12月31日）における純資産は△50,317千円、売上は64,023千円です。

ダイリン株式会社における株式投資型クラウドファンディングのデータ

ダイリン株式会社における株式投資型クラウドファンディング時のデータをまとめました。

1回目

申込期間	2021年4月3日～2021年4月5日
1個あたりの払込金額	10,000円
目標金額	1,503万円
上限金額	6,012万円
資金調達額	1,872万円
出資者数	135人
上限転換価額	約3.25億円(1株あたり250,000円)
結果	成功

新株予約権型で株式投資型クラウドファンディングを実施しました。

2回目

申込期間	2022年1月6日〜2022年1月8日
1個あたりの払込金額	10,000円
目標金額	801万円
上限金額	3,204万円
資金調達額	-万円
出資者数	-人
上限転換価額	約3.51億円(1株あたり270,000円)
結果	–

新株予約権型で株式投資型クラウドファンディングを実施しました。

ダイリン株式会社の株主やプロ投資家

判明しているダイリン株式会社の株主構成は下記の通りです。

大林義昌

エンジェル投資家、VC、事業会社からの出資はありません。

ダイリン株式会社の株主優待

ダイリン株式会社では株主優待が設けられていません。

ダイリン株式会社のエンジェル税制

ダイリン株式会社が株式投資型クラウドファンディングを利用した時点でのエンジェル税制の適用有無をまとめました。

資金調達1回目時

FUNDINNOで株式投資型クラウドファンディングを行った際は新株予約権方式での募集だったことからエンジェル税制は適用されませんでした。

ダイリン株式会社のマイルストーン

ダイリン株式会社におけるマイルストーンは上記の通りです。

2020年は1億円の売上がありましたが2021年は7,650万円ほどに落ち込みます。

2023年から売上を加速させていき、最終的には2026年に売上を13.9億円まで伸ばしてからIPOによるイグジットを目指しています。

2021年→新型の血液透析用止血器の上市および、感染防護システムの販売の開始
2021年→生産ソリューションおよび止血器の海外進出および、開発中のカテーテルの上市
2023年 →米国カリフォルニア州に現地法人を設立
2024年 →東南アジアへのカテーテル用チューブの製造工場の誘致
2025年 →中国を含む全アジア市場への参入

KPIは下記を設定しています。

カテーテルの販売台数
カテーテル製造機器の販売台数
止血器の販売個数
防護服の販売数

目標推移がこちらです。

投資家の投資スタンス

📊アンケート📊
ファンディーノで2021/4/3から株式投資型クラウドファンディングを始めるダイリン株式会社に出資しますか??https://t.co/Cpq69JlzqY #ECF #エンジェル投資

— AngelFolio＠ECFの専門メディア (@angelfolio) March 25, 2021