日本初の株式投資型クラウドファンディングのFUNDINNO(ファンディーノ)が未上場株を取引できるFUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)をスタートさせました。
特徴や手数料などを解説していきます。
Contents
FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)とは??
FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)は2021年の12月にスタートした株主コミュニティ制度を利用した未上場株を取引できる市場です。
株主コミュニティを組成している証券会社はすでに存在しますが、ネットで売買できるのはファンディーノが初となります。
FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)の取扱銘柄
2022年1月現在、FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)で取引できる銘柄は下記の通りです。
- 株式会社eumo
- 株式会社ロジック・アンド・デザイン
- ダブル技研株式会社
- 株式会社ハーバルアイ
FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)の手数料
FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)で売買するには2つの手数料がかかります。
一つ目は会費です。
こちらは取引をしなくても支払う必要があります。
- 月契約 → 月額1,100円(税込)
- 年契約 → 年額11,000円(税込)
支払い方法はクレジットカードのみです。
月契約に対して、年契約の場合は2ヶ月分お得になります。
また、こちらの会費は1銘柄毎ではありません。
複数または全ての銘柄に参加した場合でも、同じ会費です。
二つ目は売買手数料です。
売り手、買い手、どちらも売買代金の5.5%がかかります。
支払い方法は、売り手は売買代金から差し引かれ、買い手は指定口座への振込が必要です。
ただし、2022年6月30日までは会費・手数料の無料キャンペーンを行っています。
FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)の参加方法と売買方法
FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)で売買を行うには、まずファンディーノに投資家登録を行い、株主コミュニティを組成している銘柄の中から、参加したい銘柄を選択し、申し込みする必要があります。
- ファンディーノに投資家登録
- 参加したい銘柄に申し込み
- JCCと発行者が確認・審査
- 参加完了
参加が完了すると売買が可能です。
売買を行うには売買したい株式の「数量」「価格」を決めて注文をいれ、マッチングされることで成立します。
指値のみで、成行注文は出せませんので注意してください。
また、メールの受付時間を優先し、その数量の全部又は一部について、当該注文価格とマッチング可能なものから順に注文を成立させます。
約定後、買い手は約定日の翌営業日から起算して3営業日以内(当初支払期限)に取引報告書記載の指定銀行口座に支払いします。
JCCが買付代金の入金確認の後、約定日から起算して12営業日目(受渡日)に受渡日に
売付代金(約定代金から売買手数料を差し引いた額)を売り手の銀行口座に振込みします。
これで売買が完了です。
FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)の退会方法
FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)から退会したい場合は参加していた全ての銘柄毎に申請が必要です。
契約期間の途中で退会した場合、月契約・年契約を問わず、返金は行われません。
また、退会前に出していたすべての銘柄の注文問い合わせ及びマッチングしていない売買注文が取消しとなります。
そして、退会した場合、退会を行った月の翌月末まで、再度入会を行うことができません
退会を行った月の翌々月以降、マイページ等から再度当社サービスへの入会手続きを行うことができます。
FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)のまとめ
スタートしたばかりということもあり、銘柄は充実していません。
しかし、ネット上で未上場株が売買できるのは大きなメリットです。
また、株式投資型クラウドファンディングで資金調達した銘柄のイグジットの選択肢が増えた事は、投資家にとっても喜ばしいことでしょう。
今後の銘柄充実、取引数の増加に期待です。