株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントがFUNDINNO(ファンディーノ)で株式投資型クラウドファンディングを実施します。
この記事では時価総額や株価、資金調達、株式投資型クラウドファンディング時のデータをまとめました。
Contents
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントとは??
会社名 | 株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメント |
---|---|
代表者氏名 | 谷口泰央 |
本店所在地 | 東京都三鷹市深大寺二丁目24番8号 |
資本金 | 5,000,000円(2021年1月25日現在) |
発行済株式総数 | 500株(2021年1月25日現在) |
発行可能株式総数 | 1,000株 |
設立日 | 2020年2月25日 |
事業内容 | 発展途上国の農業向けに提供するためのデジタルプラットフォームの開発 |
決算日 | 3月31日 |
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントは発展途上国の農業向けに提供するためのデジタルプラットフォームを開発している企業です。
農家に対する資金の貸付や農作物の流通、与信管理や価格調査・予測を行う専門技術をAIを活用してデジタル化しています。
与信管理においてAIを利用し、農家の方の出荷量、生育状況や取引実績等をもとにスコアの様なものを算出し、自動で貸付が可能かどうかの審査を行います。
現在は200%〜300%の金利で融資を受けていますが、このシステムを構築することで20%ほどに抑えることができます。
AIに天候データや価格推移データを学習させることで、作物の適正価格を算出。
この予測価格に基づいて弊社が農家から直接農作物を買い取ったり、適正価格で買い取ってくれる小売店とマッチングしたりといった、流通支援がデジタル上で可能となります。
現在はフィリピンで実証実験を行いながら、AIの学習データ収集および機械学習を行なっています。
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントのビジネスモデルやマネタイズ
ビジネスモデルは上記の通りです。
将来的にはAIによる与信管理や価格予測もアプリに統合し、「融資の申し込み」「農作物の買い取り依頼や小売店との交渉」「ライドシェアによる輸送の手配」をすべてアプリ上で管理することを目指しています。
マネタイズとしては融資金額の金利と作物販売による手数料の二つです。
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントの代表取締役
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントの代表取締役は谷口泰央氏です。
経歴は下記の通りです。
1998年 住友銀行(現三井住友銀行)入行し、デリバティブの商品開発に従事。システム開発や関連する銀行業務全般の開発を手掛けた後、投資銀行統括部にて金融関連新規業務開発全般に従事。イスラム金融、不動産デリバティブ、新規トレーディング手法等開発
2013年 アジア投資銀行営業部(シンガポール)にて、アジアにおける投資家とのリレーションを用いた業務を立ち上げ
2016年 信託部にて審査グループのヘッドとして信託業務の審査の他、信託の活用を推進。特に邦銀初の担保付銀行社債「カバードボンド」開発、発行を推進。上席推進役として新規業務開発に従事する中で弊社ビジネスを着想し起業
1998年 東京大学大学院数理科学研究所(数学専攻 修士)修了
2010年 首都大学東京経営学部(MBA)修了
2020年 合同会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメント 設立
2021年 株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメント 組織変更
※FUNDINNOより引用
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントの業績
1回目時
前期決算期末(2020年3月31日)における純資産は94千円、売上は0円です。
直近試算表(2021年3月31日)における純資産は4,770千円、売上は0円です。
2回目時
前期決算期末(2021年3月31日)及び直近試算表(2021年8月31日)において、債務超過ではありませんが、営業損失が計上されています。
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントにおける株式投資型クラウドファンディングのデータ
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントにおける株式投資型クラウドファンディング時のデータをまとめました。
1回目
申込期間 | 2021年4月27日~2021年4月29日 |
---|---|
1個あたりの払込金額 | 10,000円 |
目標金額 | 1,008万円 |
上限金額 | 3,006万円 |
資金調達額 | 1,701万円 |
出資者数 | 132人 |
上限転換価額 | 約3.0億円(1株あたり600,000円) |
結果 | 成功 |
新株予約権型で株式投資型クラウドファンディングを実施しました。
投資コースは下記のコースが用意されていました。
- 90,000円コース (9個)
- 180,000円コース (18個)
- 270,000円コース (27個)
- 360,000円コース (36個)
- 450,000円コース (45個)
第一回目の資金調達における資金使途は下記の通りです。
- 開発人件費
- 管理人件費
- 営業貸付金
- JCCへの手数料
2回目
申込期間 | 2021年11月7日〜2021年11月9日 |
---|---|
1個あたりの払込金額 | 10,000円 |
目標金額 | 1,242万円 |
上限金額 | 4,968万円 |
資金調達額 | -万円 |
出資者数 | -人 |
上限転換価額 | 約6.0億円(1株あたり120万円) |
結果 | – |
新株予約権型で株式投資型クラウドファンディングを実施しました。
投資コースは下記のコースが用意されていました。
- 90,000円コース (9個)
- 180,000円コース (18個)
- 270,000円コース (27個)
- 360,000円コース (36個)
- 450,000円コース (45個)
第二回目の資金調達における資金使途は下記の通りです。
- 開発人件費
- 営業貸付金
- JCCへの手数料
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントの株主やプロ投資家
判明している株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントの株主構成は下記の通りです。
- 谷口泰央
- FUNDINNOの個人投資家
上記以外にも株主が存在している可能性があります。
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントの株主優待
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントでは株主優待が設けられていません。
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントのエンジェル税制
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントが株式投資型クラウドファンディングを利用した時点でのエンジェル税制の適用有無をまとめました。
資金調達1回目時
FUNDINNOで株式投資型クラウドファンディングを行った際は新株予約権方式での募集だったことからエンジェル税制は適用されませんでした。
資金調達2回目時
FUNDINNOで株式投資型クラウドファンディングを行った際は新株予約権方式での募集だったことからエンジェル税制は適用されませんでした。
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントのマイルストーン
資金調達1回目時
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントにおけるマイルストーンは上記の通りです。
2022年は1,400万円ほどの売上を見込んでいます。
2025年から売上を加速させていき、最終的には2028年に売上を34.5億円まで伸ばしてからIPOによるイグジットを目指しています。
- 2022年→コマーシャル活動・事業拡大
- 2022年 →国際特許取得完了
- 2024年 →他の東南アジア、アフリカへ横展開
KPIは下記を設定しています。
- 借入人数
目標推移がこちらです。
資金調達2回目時
2026年までは下方修正しています。
2027年からは上方修正し、IPO時期の変更はありません。
- 2022年→コマーシャル活動・事業拡大
- 2022年 →国際特許取得完了
- 2024年 →他の東南アジア、アフリカへ横展開
KPIは下記を設定しています。
- 借入人数
目標推移がこちらです。
投資家の投資スタンス
1回目時
📊アンケート📊
ファンディーノで2021/4/27から株式投資型クラウドファンディングを始める株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントに出資しますか??https://t.co/p5Acuct9Hb#ECF#エンジェル投資— AngelFolio@ECFの専門メディア (@angelfolio) April 21, 2021
2回目時
📊アンケート📊
ファンディーノで2021/11/7から株式投資型クラウドファンディングを始める株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントに出資しますか??#ECF #エンジェル投資https://t.co/RB1d9eM4jT— AngelFolio@ECFの専門メディア (@angelfolio) October 30, 2021
まとめ
株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメントのデータをまとめました。
- 発展途上国の農業向けに提供するためのデジタルプラットフォームの開発
- 最低投資金額は9万円
- 募集方式は新株予約権型
- 2028年以降のIPOを目指す
- 株主優待はなし
- ファンディーノでは2回目の資金調達
- 転換価額上限は6.0億円