テックビー株式会社がFUNDINNO(ファンディーノ)で株式投資型クラウドファンディングを実施します。
この記事では開始時のデータをまとめました。
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テックビー株式会社の詳細
会社名 | テックビー株式会社 |
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代表者氏名 | 今矢賢一 |
本店所在地 | 東京都世田谷区玉川三丁目20番2号マノア玉川第3ビル501号室 |
資本金 | 16,600,000円(2021年9月27日現在) |
発行済株式総数 | 1,215株(2021年9月27日現在) |
発行可能株式総数 | 10,000株 |
設立日 | 2019年6月5日 |
目的 | 健康管理サービス「tec・b(テックビー)」の運営 |
決算日 | 1月31日 |
テックビー株式会社は健康管理サービス「tec・b(テックビー)」を運営しています。
iPhoneとApple Watchを活用して社員の健康管理を提供するサービスです。
社員は日々の健康状態をモニタリングすることができ、その情報を産業医に共有することができます。
これにより社員の健康意識が向上するとともに、産業医も健康状態が把握することができるため、症状が悪化する前にアドバイスや処置をおこなうことが可能です。
また、すでに第一号の導入先として大手インターネット会社のヤフー株式会社と契約を締結済みです。
2021年10月下旬から希望者に向けてプログラムをスタートする予定です。
ビジネスモデル
すでにソフトバンク株式会社と業務委託契約を結んでおり、法人向けにアプリ導入済みのiPhoneを社用携帯として提供ができます。
今後はiPhoneとApple Watchで取得したデータとAIも組み合わせた自動分析システムや、企業の人事部と連携をとりながらスポーツイベントの実施や、新たなコンディショニングサービスの提案も計画中です。
従業員1名あたり月額5,800円の利用料を徴収するため、導入社数が増えれば積み上げ型で売上が伸びて行きます。
テックビー株式会社の代表取締役
テックビー株式会社の代表取締役は今矢賢一氏です。
経歴は下記の通りです。
1976年5月13日生まれ
1997年 豪ニューサウス・ウェールズ大学卒(スポーツ・レジャースタディーズ専攻)
1998年 ICM AUSTRALIAに入社、英国に本社を置き、世界40か国以上で国際コンファレンスを企画・運営する会社のアジア・オセアニアHQにてSALES EXECUTIVEとして勤務
1999年 ICM JAPANに転勤、その後、ICM AUSTRALIAより東京オフィスに転勤。当時のグローバル最年少セールスマネジャーとなる
2000年 株式会社プラットフォーム・フォー・イー・ドットコム設立。インターネットベンチャー企業として、ネット広告効果測定サービスを開発
2002年 バリューコマース株式会社へ株式交換にて事業売却。バリューコマースの100%子会社となり、同社の中核事業であるアフィリエイトマーケティング事業の営業、事業開発部門を統括
2005年 ヤフー株式会社との資本業務提携を実現。その後、社長室シニアバイスプレジデントとして中核事業ではないホスティング事業の売却にも成功
2006年 7月のバリューコマース株式会社マザーズ上場を機に、社長室にて立ち上げたブルータグプロジェクトを株式会社化。
2007年 1月にバリューコマース株式会社を円満退職
2007年 ブルータグ株式会社代表取締役社長に就任。現在に至るまで、アスリート支援・スポーツ振興事業を展開
2017年 一般社団法人スポーツボランティア協会設立、理事就任
2018年 一般社団法人parkrun Japan設立、理事就任
2019年 テックビー株式会社設立、代表取締役就任
投資コース
テックビー株式会社はFUNDINNO型新株予約権方式での株式投資型クラウドファンディングです。
投資コースは下記から選択が可能です。
- 90,000円コース (9個)
- 180,000円コース (18個)
- 270,000円コース (27個)
- 360,000円コース (36個)
- 450,000円コース (45個)
申込期間は2020年9月9日〜2020年9月11日です。
新株予約権方式のためエンジェル税制は適用されません。
資金調達額と資金使途
1回目
申込期間 | 2020年9月9日〜2020年9月11日 |
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1個あたりの払込金額 | 10,000円 |
目標金額 | 702万円 |
上限金額 | 2,808万円 |
資金調達額 | 675万円 |
出資者数 | 49人 |
上限転換価額 | -億円(1株あたり-円) |
結果 | 成功 |
2回目
申込期間 | 2021年10月9日〜2021年10月11日 |
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1個あたりの払込金額 | 10,000円 |
目標金額 | 1,008万円 |
上限金額 | 4,005万円 |
資金調達額 | -万円 |
出資者数 | -人 |
上限転換価額 | 3.03億円(1株あたり250,000円) |
結果 | – |
投資コースは下記のコースが用意されていました。
- 90,000円コース (9個)
- 180,000円コース (18個)
- 270,000円コース (27個)
- 360,000円コース (36個)
- 450,000円コース (45個)
第二回目の資金調達における資金使途は下記の通りです。
- エンジニア人件費
- コーチ人件費
- カスタマーサクセス人件費
- プロジェクトマネージャー人件費
- 広告宣伝費
- JCCへの手数料
テックビー株式会社に出資している投資家
テックビー株式会社に出資しているプロ投資家をまとめました。
- Toby Bartlett(株式会社3C Partners 代表取締役社長)
- 白濱 龍太郎
- 鶴丸 憲助(エンジェル投資家)
- 恵島 良太郎(スタートアップスクエア株式会社 代表取締役)
- 廣瀬 俊朗(株式会社HiRAKU 代表取締役)
テックビー株式会社のイグジット戦略
1回目時
テックビー株式会社は2025年の4月以降に売上高を17.08億円まで伸ばし、その後のIPOを目指しています。
- 2020年→ 他社との協業による商品の開発
- 2021年 → tec-bをリリース
- 2022年 → トップアスリートのコンディショニングメソッドの応用、ビジネスマンへの実用化
- 2023年 → AIによる健康データ解析機能の充実。健康データを応用したソリューションの提供を計画
- 2024年 → 健康経営に取り組む企業とその社員を繋ぐ「tec・bコミュニティ」の実現を計画
KPIはアプリの契約者数とアプリのユーザー数を設定しています。
2回目時
計画は下方修正されています。
2021年4月期は予想の1/8の売上しかありませんでした。
また、最終的なIPO時期も1年先延ばしされ、売上も減少する見込みです。
- 2021年 →ヤフー株式会社に本サービスリリース
- 2022年 →Zホールディングスグループ企業各社へ導入先を拡大
- 2023年 →データ・テクノロジー・AIによる効率化と習慣化率の向上
- 2024年 →外部コンディショニングサービスとの連携ならびにプラットフォーム化
- 2025年 →「tecb」契約済み社員数23万人を計画
- 2026年 →「tecb」のプラグラム参加者数6万人突破を計画
KPIはアプリの契約者数とアプリのユーザー数を設定しています。
- 各期末時における「techb」契約社員数
- 各期末時における「techb」プログラム参加社員数
投資家の投資スタンス
📊アンケート📊
ファンディーノで2021/10/9から株式投資型クラウドファンディングを始めるテックビー株式会社に出資しますか??#ECF #エンジェル投資https://t.co/BotzX8ClEg— AngelFolio@ECFの専門メディア (@angelfolio) October 1, 2021
まとめ
テックビー株式会社のデータをまとめました。
- テックビーの開発運営
- 最低投資金額は9万円
- 募集方式は新株予約権型
- 2026年以降のIPOを目指す
- 株主優待はなし
- プロ投資家やエンジェル投資家が出資済み
- 転換価額上限は3億円
- 1回目時のマイルストーンからは下方修正