今回は株式投資型クラウドファンディングを利用しているエンジェル投資家インタビュー第二弾。
前回同様に様々な質問をぶつけて見ました。
今後の参考になりましたら幸いです。
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インタビュー第2弾はきゃわさん
今回インタビューさせていただいたのはきゃわさんです。
エンジェル投資家になってから日は浅いものの税金や会計に非常に詳しいお方。
節税の面からも株式投資型クラウドファンディングに注目しているとのこと。
よろしくお願いします。
始めたきっかけは誰かの役に立ちたかったから。
性別は男性です 笑
現在は会計事務所に勤めています。
株式投資型クラウドファンディングをどうやって知りましたか??
始めた理由は資産運用の一環として、ただの投資ではなく誰かの役に立つ投資をしたかったからです。
FUNDINNO(ファンディーノ)は募集ページを見るだけで楽しい
理由は3つあります。
1つ目はコンスタントに新しい案件を供給してくれること。
定期的(1,2週間に一回?)に新たな案件を紹介・募集してくれるため純粋に楽しみが多いです。
また、案件が多い分、様々な企業を知ることができるので、エンジェル投資家としての目も養われます。
2つ目はとにかくサイトが見やすいこと 企業の情報が見やすく綺麗に整理されているので、投資判断の際にとても役立っております。募集案件のページをスクロールしているだけで楽しくなりますね(笑)
3つ目はレスポンスが丁寧かつ迅速なこと お問い合わせをした際に、とても迅速にご対応頂けました。
また、最近は企業への質問事項も募集し、投資家の声も積極的に拾って下さいます。FUNDINNO(ファンディーノ)の運営の方々の誠実さを感じることが多く、信頼できるところもポイントですね。
ちなみに出資している企業の数と合計出資額はどのくらいですか??
これから積極的に出資していきたいです
出資した理由は「一目ぼれ」
簡潔にご紹介すると、「AI復元超解像度科技術」という独自技術を用いて、様々な画像を鮮明化・復元化するプロダクトを持った企業です。
こちらの企業を好きになった理由は、一言でうと「一目ぼれ」です(笑)
FUNDINNO(ファンディーノ)に掲載された紹介ページを読み進めるにつれて、スケールするイメージが湧いてきたことと、昨今流行しているAIやIOTといったテクノロジーにフィットしつつ、広範な課題を解決できるコアテクノロジーを握っていると感じ、そのまま惚れてしまい出資しました。
出資の決めては資金の「使い道」と「人」
プロダクトの改良のためなのか、研究開発のためなのか、はたまたプロダクトは既にあって販路拡大のために調達するのかなど・・・ 事業の一連の流れの中の、どの段階に対して資金を注入しているのかに注目しています。
あとはやっぱり「人」ですかね(笑)
お会いするわけではないので正直本来の人柄を知ることはできませんが、YouTubeなどのインタビュー動画は見るようにしています。
多少ではありますが社長の人間味を感じることができますし。
続いて投資スタイルも教えていただけますか??
資金に余裕が生まれたら出資額を増やしていきたいですね。
オールユアーズに出資しなかったことを後悔
周りの投資家仲間の方々が実際に出資し、プロダクトをご自身で購入し愛用されている姿を拝見する度に羨望のまなざしで見つめております(笑)
いつかBtoCの企業様に出資し、自分でプロダクトを購入することで応援するという一連の流れを体験したいです。
株式投資型クラウドファンディングは企業と投資家の距離が近い
企業と投資家の距離がとても近いことはポイントですよね。
いつかは自分のスキルを通して出資先のビジネス拡大に貢献したいとも思っています。
あとは、やはり何といっても出資先がエグジットすることで得られるリターンに大きな夢があることは一番の醍醐味ではないでしょうか。
上場企業の社長には気軽に会えませんが株式投資型クラウドファンディングの社長にはお願いすればお会いできますし。
また、今後、投資してみたい企業はありますか??
実は実家の近くの企業様で、「クモの糸」をはじめとしたタンパク質を用いてバイオ素材開発を進めています。
株式投資型クラウドファンディングがとにかく広まって欲しい!!
アメリカやイギリスでは株式投資型クラウドファンディングによる調達額が右肩上がりで、両国合わせて2020年には役1兆円ほどの金額を調達すると予測されているとの記事を見たことがあります。
日本にとって危機的な数字だと私は感じました。
米を中心とした海外ではスタートアップやベンチャー企業が資金調達をどんどん進め事業開発を進める一方、日本の未来を背負う若い企業が資金調達段階で立ち止まり後手後手に回ってしまう気がします。
まずは日本に投資文化を根付かせること、その選択肢の一つとして株式投資型クラウドファンディングがより一層広まり、日本の誇るべきスタートアップ達が全身全霊で自分の事業に注力できる、そんな環境が当たり前になって欲しいです。
最後に
きゃわさんは現時点では1社にしか投資していないとのことですが投資をする際には様々な部分をしっかりとチェックし、納得してから投資をしているとのこと。
資金の使い道や社長の人柄を知ろうとするのは大事なことだと思います。
さらに出資した企業に対して、自分は何が還元できるか考えているところも素晴らしいの一言。
一緒に成長していけるのも株式投資型クラウドファンディングの醍醐味の一つでしょう。
また、日本だけでなく米国の情報もしっかりとキャッチアップしている部分も素晴らしいですね。
株式投資型クラウドファンディングではどうしても金銭的なリターンに注目が集まります。
しかし出資を通じて企業の成長に関与できるというのも大きなメリットではないでしょうか。