株式会社エコデシックがFUNDINNO(ファンディーノ)で株式投資型クラウドファンディングを実施します。
この記事では開始時のデータをまとめました。
Contents
株式会社エコデシックの詳細
会社名 | 株式会社エコデシック |
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代表者氏名 | 後藤秀樹 |
本店所在地 | 千葉県柏市柏六丁目9番18号 |
設立日 | 2016年12月27日 |
資本金 | 19,300,000円(2021年5月24日現在) |
発行済株式総数 | 500株(2021年7月19日現在) |
発行可能株式総数 | 100,000株 |
事業内容 | 栽培技術「Agrofactor(アグロファクター)植物工場」の開発 |
株式会社エコデシックは品質野菜の栽培技術「Agrofactor(アグロファクター)植物工場」の開発を行っています。
液体肥料で定期的な刺激を与え、根の能力を高めることと成長ホルモンの分泌促進を計画的に行うことが可能です。
般的な植物工場における水耕栽培と比べ、栽培期間が2/3〜半分ほどになり、かつ、サイズも2倍以上大きく育つという特徴があります。
屋内で多段栽培棚を活用した水耕栽培(土を使用せず液体肥料のみで栽培する方法)で多品種の野菜を、同じ液体肥料・同じ栽培棚で同時に栽培することが可能です。
研究所も含め日本7箇所に導入され、その他にも複数の企業(上場企業含む)と導入に向けた話し合いを進めています。
今後はルーツや生花など多種多様な植物を扱えるような栽培キットの開発も計画しています。
ビジネスモデル
ビジネスモデルは上記の通り。
マネタイズはシステムと消耗品の販売収益です。
また自社工場で栽培した野菜に関しては、地域の商店に販売することで収益を得ます。
株式会社エコデシックの代表取締役
株式会社エコデシックの代表取締役は後藤秀樹氏です。
経歴は下記の通りです。
1954年3月23日生まれ。
1984年 早稲田大学理工学研究科修了(工学博士)
1984年 長く早稲田大学で化合物半導体(LEDや半導体レーザー用材料)の開発を行っていたが、三菱化成工業(現、三菱ケミカル株式会社)で新規事業としての化合物半導体事業に取り組みたいということで入社。
新規事業に関する開発、営業、事業化すべてに取り組む。半導体レーザーやLED関係の新規事業で1999年には売上100億円達成。事業再編による事業撤退を受け2002年早期退社。
2003年 IT、IoT開発会社である株式会社エーディエスを創業。全国の議会配信システムでトップシェアを確保。その後センサーネットワーク技術開発を行い、農業用及び再生可能エネルギー関連システムとして実用化。現在事業拡大中。
2016年 株式会社エコデシックを創業。
株式会社エコデシックの業績
前期決算期末(2020年9月30日)及び直近試算表(2021年6月30日)における純資産は債務超過です。
また、前期決算期末(2020年9月30日)及び直近試算表(2021年6月30日)において営業損失が計上されています。
株式会社エコデシックにおける株式投資型クラウドファンディングのデータ
株式会社エコデシックにおける株式投資型クラウドファンディング時のデータをまとめました。
1回目
申込期間 | 2019年10月6日~2019年10月8日 |
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発行価額 | 10,000円 |
目標金額 | 1,503万円 |
上限金額 | 6,003万円 |
資金調達額 | 4,050万円 |
出資者数 | 308人 |
上限転換価額 | 約-億円 |
結果 | 成功 |
2回目
申込期間 | 2021年8月14日〜2021年8月16日 |
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発行価額 | 10,000円 |
目標金額 | 1,251万円 |
上限金額 | 5,004万円 |
資金調達額 | -万円 |
出資者数 | -人 |
上限転換価額 | 約2.48億円(1株あたり40万円) |
結果 | – |
投資コースは下記の5コースが用意されていました。
- 90,000円コース (9個)
- 180,000円コース (18個)
- 270,000円コース (27個)
- 360,000円コース (36個)
- 450,000円コース (45個)
第2回目の資金調達における資金使途は下記の通りです。
- 合弁会社設立出資費
- 栽培システム関連人件費
- JCCヘの手数料
株式会社エコデシックに出資している投資家
株式会社エコデシックに出資しているプロ投資家をまとめました。
- 後藤秀樹
- 株式会社ミタデン
- 株式会社 f-プランニング
公表されている範囲内であり、上記以外の株主が存在する可能性があります。
株式会社エコデシックのエンジェル税制
株式会社エコデシックが株式投資型クラウドファンディングを利用した時点でのエンジェル税制の適用有無をまとめました。
資金調達1回目時
FUNDINNOで1回目の株式投資型クラウドファンディングを行った際は新株予約権方式での募集だったことからエンジェル税制は適用されませんでした。
資金調達2回目時
FUNDINNOで2回目の株式投資型クラウドファンディングを行った際は新株予約権方式での募集だったことからエンジェル税制は適用されませんでした。
株式会社エコデシックのイグジット戦略
1回目時のマイルストーン
2025年9月期以降に売上を14.2億円まで伸ばしてからIPOでのイグジットを予定しています。
2回目時のマイルストーン
株式会社エコデシックの2回目のECF時におけるマイルストーンは上記の通りです。
計画が下方修正されています。
IPOは1年後ろ倒しされ、売上計画は14.2億円から13.9億円になりました。
- 2021年→事業計画の見直しと2022年度からの大幅事業拡大への準備
- 2022年 →共同自社工場の建設と交渉中の植物工場受注による事業拡大の起点をつくる計画
- 2023年 →「自社本格規模野菜工場で収益性のアピールを行い顧客獲得数の拡大を計画
- 2024年 → 自社工場と顧客工場を組み合わせた野菜販売網による顧客も含めた事業強化を計画
- 2025年 → 再生可能エネルギーを用いた二酸化炭素放出ゼロの未来型植物工場の普及開始とIPOへの準備
KPIは下記が設定されています。
- 各期末における栽培システムの国内年間販売数量
- 各期末における自社工場の稼働数
投資家の投資スタンス
📊アンケート📊
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まとめ
株式会社エコデシックのデータをまとめました。
ビジネスモデル | |
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市場規模 | |
業績 | |
ライバル | |
プロ投資家 | |
チーム力 |