株式会社FMGがFUNDINNO(ファンディーノ)で株式投資型クラウドファンディングを実施します。
この記事では時価総額や株価、資金調達、株式投資型クラウドファンディング時のデータをまとめました。
Contents
株式会社FMGとは??
| 会社名 | 株式会社FMG |
|---|---|
| 代表者氏名 | 林 亮 |
| 本店所在地 | 千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング25階 |
| 資本金 | 21,800,000円（2021年7月9日現在） |
| 発行済株式総数 | 40,000株（2021年7月9日現在） |
| 発行可能株式総数 | 40,000株 |
| 設立日 | 2020年9月29日 |
| 事業内容 | フリートマネジメント事業 |
| 決算日 | 12月28日 |
株式会社FMGは日本の中古車をアフリカに輸出し、現地で自動車を活用した雇用を生み出す事業を行うベンチャー企業です。
中古車事業「Gulliver（ガリバー）」を運営する「株式会社IDOM（以下、IDOM）」から、スピンオフして誕生した企業になります。
事業内容は「IDOM」から中古車を仕入れ、東アフリカにあるタンザニアのドライバーに最初は車をレンタル、その後、Uberなどのライドシェアサービスを利用して得られた収益の一部を毎月返済してもらい、最終的には車を自分のものにしてもらうことを目指しています。
すでに400台以上を輸出し、500名以上のドライバーと契約をしました。
今後は様々な情報を取得し、中古車の輸入販売以外の事業にも進出。
アフリカで新たな市場を創出するプラットフォーマーとなることを計画しています。
株式会社FMGのビジネスモデル
ビジネスモデルは上記の通りです。
マネタイズはレンタルした車両の利用料金になります。
株式会社FMGの代表取締役
株式会社FMGの代表取締役は林 亮氏です。
経歴は下記の通りです。
早稲田大学 政治経済学部経済学科 一橋大学院 経営学修士。大学院を卒業後、株式会社アッカ・ネットワークスに入社
同僚と共に同社からMBO、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス社の創業を経た後、外資ネット企業の日本事業の立ち上げ
2017年に株式会社IDOMへ参画。事業責任者としてアフリカ市場へのエントリー戦略の立案および遂行を担当の後に2020年10月、株式会社IDOMからスピンオフ、株式会社FMGの代表に就任
株式会社FMGの業績
前期決算期末（2020年7月31日）における純資産は債務超過ではありませんが、直近試算表（2021年7月31日）における純資産は債務超過です。
また、前期決算期末、直近試算表において営業損失が計上されています。
株式会社FMGにおける株式投資型クラウドファンディングのデータ
株式会社FMGにおける株式投資型クラウドファンディング時のデータをまとめました。
1回目
| 申込期間 | 2021年10月13日〜2021年10月15日 |
|---|---|
| 1個あたりの払込金額 | 10,000円 |
| 目標金額 | 1,008万円 |
| 上限金額 | 4,005万円 |
| 資金調達額 | -万円 |
| 出資者数 | -人 |
| 上限転換価額 | 約4.5億円(1株あたり11,250円) |
| 結果 | – |
新株予約権型で株式投資型クラウドファンディングを実施しました。
投資コースは下記のコースが用意されていました。
- 90,000円コース (9個)
- 180,000円コース (18個)
- 270,000円コース (27個)
- 360,000円コース (36個)
- 450,000円コース (45個)
第一回目の資金調達における資金使途は下記の通りです。
- 人件費
- 車両関連費
- JCCへの手数料
株式会社FMGの株主やプロ投資家
株式会社FMGの株主構成は下記の通りです。
- 林 亮
- 株式会社IDOM
- Samurai Africa Fund2号投資事業組合
公表されている範囲内であり、上記以外の株主が存在する可能性があります。
株式会社FMGの株主優待
株式会社FMGでは新株予約権者限定優待が設定されていません。
株式会社FMGのエンジェル税制
株式会社FMGが株式投資型クラウドファンディングを利用した時点でのエンジェル税制の適用有無をまとめました。
資金調達1回目時
FUNDINNOで株式投資型クラウドファンディングを行った際は新株予約権方式での募集だったことからエンジェル税制は適用されませんでした。
株式会社FMGのマイルストーン
株式会社FMGのマイルストーンは上記の通り。
2021年2月期は1,470万円の売上がありました。
2023年から事業をスケールさせていき、2026年以降に17.8億円まで伸ばしてから、IPOを目指しています。
- 2021年 →コロナ収束後の飛躍に備える。また、コロナの影響は残すものの、徐々に需要の回復が見込めるので次の戦略展開へと備える時期
- 2022年 →段階的に戦線を拡大。タンザニアの他都市への展開、バイクレンタルも開始。蓄積したデータベースをマネタイズできる水準まで高める
- 2023年 →ケニア、ウガンダへの展開。タンザニア国内ビジネスは成長サイクル、ケニアとウガンダは参入フェーズになる計画
- 2024年 →マイクロファイナンスを活用し提供する車両の台数を1,000台規模へ。データベースを活用した新規事業を第二の柱へ
- 2025年 →南アフリカ、西アフリカへの展開
投資家の投資スタンス
📊アンケート📊
ファンディーノで2021/10/13から株式投資型クラウドファンディングを始める株式会社FMGに出資しますか??#ECF #エンジェル投資https://t.co/TANMgbeChs— AngelFolio＠ECFの専門メディア (@angelfolio) October 6, 2021
まとめ
株式会社FMGのデータをまとめました。
- フリートマネジメント事業
- 最低投資金額は9万円
- 募集方式は新株予約権型
- 2026年以降のIPOを目指す
- 株主優待はなし
- VCや事業会社が出資済み
- 転換価額上限は4.5億円
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