株式投資型クラウドファンディングのプラットフォームを横断して出資先を管理できるkurakatsu(クラカツ)がリリースされました。
この記事ではkurakatsu(クラカツ)の特徴やメリット・デメリットをまとめていきます。
Contents
kurakatsu(クラカツ)とは??
kurakatsu(クラカツ)は株式投資型クラウドファンディング経由で出資した企業を管理できるアプリです。
プラットフォームを横断して管理ができ、投資先や年間の出資額など、様々なデータを整理してくれます。
ブラウザ上で起動するWebアプリのため、PC、スマホ、環境を問わず利用することができます。
kurakatsu(クラカツ)のメリット
kurakatsu(クラカツ)のメリットをまとめます。
メリット1:エンジェル投資案件を包括的管理できる
kurakatsu(クラカツ)では株式投資型クラウドファンディングで出資した企業を全て登録することができます。
また、個別のエンジェル投資先、ファンドへの出資など、エンジェル投資の出資先を包括的に管理することが可能です。
メリット2:売買損益も登録できる
売買損益を登録できるため、出資先がイグジットしても安心です。
複数の出資先がイグジットした場合でも自動で損益を計算します。
メリット3:環境を問わず無料で利用可能
PCはもちろんスマホからも利用可能です。
Android、iOSどちらにも対応済み。
無料で使用できます。
メリット4:出資状況を見える化
kurakatsu(クラカツ)で登録できるのは出資額だけでありません。
- 出資した日付
- エンジェル税制の有無
- 種別(株式、新株予約権 その他)
- 株式数
これらを登録することができため、出資後に出資した時の条件を確認することが可能です。
また、メモ機能も付帯。
このメモには様々な事をフリー形式で入力でます。
事業内容や株主優待の有無など、自分なりにアレンジして利用することができます。
kurakatsu(クラカツ)のデメリット
kurakatsu(クラカツ)のデメリットをまとめました。
デメリット1:出資先の登録は手入力
kurakatsu(クラカツ)では出資先の登録が自動化されていません。
選択項目が用意されてはいますが、案件ごとに手入力していく必要があります。
多くの企業に出資している場合は、全ての案件を登録するのに時間がかかります。
デメリット2:出資先が少ない人には利用価値が低い
kurakatsu(クラカツ)は多くの案件に出資している人が使うべきツールです。
出資数が少ない方は頭の中でも十分管理できるため、kurakatsu(クラカツ)を利用するメリットがあまりありません。
また、プラットフォームを横断して出資をしていない方もメリットを享受できない可能性があります。
デメリット3:Twitterユーザーしか利用できない
2021年9月時点ではTwitterログインにしか対応していません。
よって、Twitterユーザー以外は利用することができない状況です。
kurakatsu(クラカツ)の利用方法
kurakatsu(クラカツ)の利用方法をまとめました。
- Twitterでログイン
- 出資先を登録
- EXITした場合は売却処理をする
この流れです。
まずはkurakatsu(クラカツ)を開いて、Twitterでログインを行います。
右下の「+」をクリックすると出資先の登録が可能です。
- 出資した日付
- プラットフォーム
- 会社名
- 合計金額
- 株式数(口数)
- 種別
- エンジェル税制
- メモ(任意)
上記を入力することで登録がされます。
出資先がEXITして損益が発生した場合は、売却処理を行いましょう。
出資先をクリックして、右上にある「︙」を押して、「売却」を選択します。
合計金額と株式数(口数)を入力して売却を押す事で、損益が売買損益の欄に反映されます。
kurakatsu(クラカツ)のまとめ
- ECFプラットフォームを横断して管理
- エンジェル投資案件を包括的に登録
- 売買損益も管理できる
- PCやスマホから無料で利用可能
- 出資状況の見える化
- 案件の入力は手入力
- Twtterユーザーしか利用できない
多くの企業にエンジェル投資をしている方には利用するメリットが多いと思います。
また、すでに出資先がイグジットしている場合、売買損益計算機能は大いに役に立つはずです。
管理に困っていた方には最適なアプリと言えるでしょう。