株式投資型クラウドファンディングの「FUNDINNO(ファンディーノ)」で資金調達に挑戦したストレイムアートアンドカルチャー株式会社。
今回はこのストレイムアートアンドカルチャー株式会社における資金調達状況や株主構成、現在のバリュエーションなどを紹介していきます。
Contents
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社とは??
会社名 | ストレイムアートアンドカルチャー株式会社 |
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代表者氏名 | 長崎幹広 |
本店所在地 | 東京都渋谷区神宮前二丁目4番20号 |
設立日 | 2017年9月1日 |
事業内容 | アートプラットフォーム「STRAYM」の運営 |
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社はアートプラットフォーム「STRAYM」の運営をしています。
STRAYM(ストレイム)では有名アーティストの作品が100円単位で購入ができ、分割保有できるプラットフォームです。
オーナー権はブロックチェーンを利用して管理され、マーケットを通じて売買することができます。
また、オーナー権を100%保有することで現物の作品も受け取ることが可能。
現在までにバンクシーやアンディーウォーホールなど、世界的に有名なアーティストの作品を取り扱っています。
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社のビジネスモデル
ビジネスモデルは上記の通りです。
コレクターやギャラリー、美術館、さらにはアーティスト本人から作品を提供してもらい、売却代金の10%を手数料として徴収します。
また、ユーザーからはオーナー権の売買時に5%の手数料を徴収。
出品者とユーザー、この2社からの手数料がメインの売上です。
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社の代表取締役
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社の代表取締役は長崎幹広氏です。
経歴は下記の通り。
1976年東京都生まれ
1998年大学卒業後、総合広告会社である株式会社旭通信社(現 ADKグループ)に新卒として入社。メディア業務に従事しながら、それまでになかった新しいテレビの活用方法や、デイビット・ベッカム日本初招聘、レアル・マドリード日本ツアーなど様々なプロモーション業務を成功に導く。
2005年 ADKグループ退社後、トップクリエイターである箭内道彦率いるクリエイティブ・エージェンシー/風とバラッドに参画し、クリエイティブを用いた課題解決に従事。
2015年4月 株式会社パープルを設立し、広告分野、PR分野のスペシャリストとして多くのクライアントの課題解決に携わる。
2017年9月 現在のストレイムアートアンドカルチャー株式会社を設立。
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社における株式投資型クラウドファンディングのデータ
1回目
申込期間 | 平成30年3月 |
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発行価格 | 10,000円 |
目標金額 | 1,200万円 |
上限金額 | 3,500万円 |
資金調達額 | 3,220万円 |
出資者数 | 231人 |
時価総額 | 3.25億円 |
結果 | 成功 |
目標金額は1,200万円で上限は3,500万円という設定で資金調達にチャレンジ。
上限金額を達成することはできませんでしたが、3,220万円を集めました。
2回目
申込期間 | 2021年7月3日~2021年7月5日 |
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発行価格 | 15,000円 |
目標金額 | 1,240万円 |
上限金額 | 3,501万円 |
資金調達額 | -万円 |
出資者数 | -人 |
時価総額 | 5.43億円 |
結果 | 成功 |
投資コースは下記の5コースが用意されていました。
- 90,000円コース (6株)
- 180,000円コース (12株)
- 270,000円コース (18株)
- 360,000円コース (24株)
- 450,000円コース (30株)
第2回目の資金調達における資金使途は下記の通りです。
- システム・アプリ等開発費
- 外注人件費
- 広告宣伝費
- JCCへの手数料
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社の株主やプロ投資家
判明しているストレイムアートアンドカルチャー株式会社の株主やプロ投資家です。
- 長崎幹広(CEO)
- 株式会社PURPLE
- 株式会社バント
- 飛鳥 貴雄
- FUNDINNOのエンジェル投資家
- 須田 将啓
- 藤崎 慎一郎
- 株式会社THE GUILD
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社の株主優待
株主優待はありません。
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社のエンジェル税制
資金調達1回目時
FUNDINNOで株式投資型クラウドファンディングを行った際はエンジェル税制が適用されませんでした。
資金調達2回目時
FUNDINNOで株式投資型クラウドファンディングを行った際はエンジェル税制Aが適用されました。
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社のマイルストーン
1回目
2020年に正式版のリリースを予定しています。
2021年にはアプリ化、英語版のリリースをして世界展開。
2022年には海外拠点を開設し、2025年7月までに売上を13.7億円まで伸ばした後でIPOを目指します。
2回目
2020年の売上は未達だったものの、2021年は上方修正をしています。
2022年、2023年は下方修正していますが、2024年からは再度上方修正。
IPO時期は変わりなく2025年を目指しています。
- 2021年 → サービスのアプリケーション化/英語版公開
- 2022年 → プレミアム会員制度の導入
- 2023年 → オークションハウスとの連携
- 2023年 → 海外拠点の開設
KPIは下記を設定しています。
- ユーザー登録者数
- 取り扱い時価総額
それぞれの目標推移がこちらです。
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社のまとめ
ストレイムアートアンドカルチャー株式会社のデータをまとめました。
ビジネスモデル | |
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市場規模 | |
業績 | |
ライバル | |
プロ投資家 | |
チーム力 |