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ONE ACT(ワンアクト)の資金調達状況やバリュエーション、株主構成のまとめ

株式投資型クラウドファンディングで資金調達に挑戦したONE ACT。

今回はこのONE ACTにおける資金調達状況や株主構成、現在のバリュエーションなどを紹介していきます。

ONE ACTとは??

会社名 株式会社ONE ACT
代表者氏名 浅野裕亮
本店所在地 東京都中央区日本橋茅場町2-17-13第2井上ビル405
電話番号 03-6661-7903
設立日 平成25年10月18日
目的 ①システム開発事業
②アプリケーションの開発事業
③新技術開発事業
④コンサルティング事業
⑤技術者派遣事業
⑥前各号に附帯関連する一切の事業
決算日 9月30日

ONE ACTはソースコードを販売・購入できるAI搭載のプラットフォーム「pieceX(ピースエックス)」を運営している会社です。

ソースコードはそのまま利用してもいいし、改変してアプリやソフトウェア開発にすぐに利用することができます。

世界ではエンジニア不足が加速しています。

pieceXはその問題を解決する可能性を秘めたサービス。

また、エンジニアは自分で作成したソースコードをpieceで販売すれば多くの人に購入してもらえる可能性があり、一つのコードで連続して利益を上げることが可能になります。

すでに世界展開をしており、66ヶ国からアクセスがあります。

ONE ACTのビジネスモデル

ビジネスモデルは上記の通りで、ソースコードが売買されるとONE ACTに手数料が入ります。

またpiece上に広告を掲載することで広告料を得ることができます。

ONE ACTの代表取締役

ONE ACTの代表取締役は浅野裕亮氏です。

浅野氏は2002年4月 株式会社キーエンス入社し2010年に退社。

その後act marriageを設立して代表に就任します。

actmarriageでは経営コンサルティングファームにて経営コンサルタント、ICT企業にてSI事業部事業部長 兼 東京事業責任者、 東京大学との産学連携における統括責任者を経験。

2013年9月にact marriageの代表を退任して、2013年10月に株式会社ONE ACTを設立しました。

ONE ACTの資金調達状況

ONE ACTの資金調達状況は下記の通り。

1回目の資金調達

1回目の資金調達はFUNDINNO(ファンディーノ)で行われました。

調達日程や目標金額、資金調達額は下記の通り。

申込期間 平成29年10月29日~平成29年10月29日
発行価格 10円
目標金額 1,680万円
上限金額 3,000万円
資金調達額 2,975万円
出資者数 167人
新規発行株数 2,975,000株

目標金額は1,500万円で上限は3,000万円という設定で資金調達にチャレンジ。

人気化したため上限の3,000万円を初日で達成しました。

しかし、その後キャンセルか入金忘れの方が出たため最終的には25万円少ない2,975万円という金額になりました。

ONE ACTのバリュエーション

ONE ACTの各ファイナンス時におけるバリュエーションをまとめています。

資金調達1回目時のバリュエーション

発行済株式総数 2,975,000株
発行価格 10円
資金調達額 2,975万円
プレバリュー 2億5,200万円
ポストバリュー 約2億8,175万円

ONE ACTの株主やプロ投資家

判明しているONE ACTの株主やプロ投資家です。

  • 浅野 裕亮(CEO)
  • FUNDINNOのエンジェル投資家

現在のところ役員とエンジェル投資家しか判明していません。

ONE ACTの株主優待

株主優待はありません。

ONE ACTのエンジェル税制

エンジェル税制は適用されませんでした。

ONE ACTのマイルストーン

2018年には予定通り、pieceにAIの導入が完了しました。

2019年にpieceXにサービス名を変更しています。

予定では100ヶ国を目指していましたが、すでに222ヶ国からのアクセスがあるとのこと。

2020年には教育機関や企業へのリソース提供を開始。

2022年9月には売上を7億円以上とし、その後IPOを目指します。

ONE ACTの進展状況

ONE ACTの進展状況です。

平成25年10月 ONE ACT設立
平成29年10月 FUNDINNOで2,975万円の資金調達
平成30年8月 pieceにAIを導入
平成31年1月 pieceXにサービス名を変更

FUNDINNOで資金調達してから今の所、追加での資金調達はありません。

ONE ACTのまとめ

今の所世界初のAIを搭載しているソースコードのプラットフォームを運営しているのはONE ACTだけです。

ソースコードは世界共通なためグローバル展開が用意にできるのは大きな強みでしょう。

知名度が上がっていきソースコードも充実していけば一気に売上を伸ばす可能性をひめています。

代表取締役の浅野氏もキーエンス出身ということで実績は申し分なし。

計画通りに事業をスケールさせていけるかに注目しましょう。

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