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業界ニュース

DANベンチャーキャピタルがキャンプファイヤーの子会社化を発表!! 業界再編が加速か!?

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業界で大きな動きがありました。

クラウドファンディングの大手プラットフォームであるキャンプファイヤーがGoAngelを運営するDANベンチャーキャピタルの子会社化を発表。

これによりGoAngelはCAMPFIREグループとなりました。

今回はこのニュースについて深堀していきたいと思います。

キャンプファイヤーとは?

キャンプファイヤーは購入型クラウドファンディングをメインとするクラウドファンディングのプラットフォームを運営する国内大手のベンチャー企業です。

代表取締役は連続起業家の家入一真氏。

多くのベンチャー企業の役員も兼務しており、株式投資型クラウドファンディングプラットフォームであるFUNDINNO(ファンディーノ)で資金調達したオールユアーズでも役員をつとめています。

2019年には融資型クラウドファンディングサービスのキャンプファイヤーオーナーズを本格リリースさせ、購入型、融資型、寄付型と3つの種類を運営する国内初のサービスとなりました。

そして今回DANベンチャーキャピタルを子会社したことで株式投資型クラウドファンディングにも参入。

これにより購入型、融資型、寄付型、そして株式型と4種類のフルラインナップを揃えることになります。

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キャンプファイヤーがDANベンチャーキャピタルを子会社化した理由は下記のように発表されています。

DAN社運営の株式型クラウドファンディング「GoAngel」は、上場を前提とせずともエクイティファイナンスを実施できるサービスとして2017年9月より運営開始。エンジェル投資やベンチャーキャピタルなどの資金調達手法とは異なり、その企業や、行う事業、経営者に関心を持つ方に株主として出資いただくアプローチ「拡大縁故募集」を通じて「永続的なファンをつくる仕組み」として展開してまいりました。

日本国内に存在していると言われる法人数は260万社超、会社を組織形態別にみると、株式会社が約213万社(全体の94.3%)といわれ、その内、上場会社の数は約3,600社と、全体の0.2%未満と、「公開会社」としてエクイティファイナンスを実施する機会を持つ企業は限定的です。あらゆる資金ニーズに対応すべく、多くの企業にエクイティファイナンスの機会を開放し、そのための資金調達手段の拡充をすべく、この度、DAN社の株式を取得し、CAMPFIREグループ会社として迎えることを決定いたしました。

DANベンチャーキャピタルとは??

DANベンチャーキャピタルは国内ではFUNDINNOに続き、株式投資型クラウドファンディングサービスに参入した国内2社目の企業です。

代表取締役は会計士でもある出縄 良人(でなわ よしと)氏。

1993年には中小企業向けコンサルティング会社のディー・ブレインを設立し、1997年には株式公開専業証券会社であるディー・ブレイン証券株式会社を創業しました。

株式投資型クラウドファンディングの前身とも言われるグリーンシートの株式公開主幹事で9割のシェアを誇り、141社に対して112億円のエクイティファイナンスを支援した実績があります。

さらには上場引受主幹事業務にも進出して14社を上場に導く。

その後、ディー・ブレイン証券の代表取締役を退任して2015年にDANベンチャーキャピタルを設立し、2017年7月に第一種少額電子募集取扱業者として登録。

株式投資型クラウドファンディングのプラットフォームであるGoAngelをスタートさせました。

GoAngelについは下記記事で詳しく解説しています。

買収額や出資比率は??

キャンプファイヤーがいくらでDANベンチャーキャピタルの株式を取得したかは非公開です。

また出資比率も公開されていません。

全株を取得したのか、それとも一部のみの取得に止まったのかはわかりません。

ただしグループ化と公言していることから50%以上の株式を取得した可能性は非常に高いでしょう。

またDANベンチャーキャピタルはミロク情報サービスとその関係会社で構成されるMJSグループと資本提携をしており、19%の株式を取得しています。

さらにDANベンチャーキャピタルは過去2回にわたりエクイティでの出資を投資家に募ったことがあります。

もしこのときに出資した投資家がいた場合はかれらの株式もどうなったのかはわかりません。

株主のままなのか、それともキャンプファイヤーが買い取ったのか不明です。

最後に

キャンプファイヤーがDANベンチャーキャピタルを子会社化したことは業界にとってはプラスの方向に動く可能性が大きいです。

購入型、寄付型、融資型とシナジーを生かした他にはない案件を生み出せる可能性もあります。

またGoAngelは取扱の案件の選別やUIやUXが投資家たちから評価されていませんでした。

キャンプファイヤーが運営に携わることでこれらが改善し、よりよいサービスになっていくことを期待しましょう。

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