【データと評価】株式会社パルソラの資金調達状況やバリュエーション、株主構成のまとめ

株式投資型クラウドファンディングの「FUNDINNO(ファンディーノ)」で資金調達に挑戦した株式会社パルソラ。

今回は株式会社パルソラにおける資金調達状況や株主構成、現在のバリュエーションなどを紹介していきます。

株式会社パルソラとは??

会社名	株式会社パルソラ
代表者氏名	三宅克
本店所在地	東京都千代田区神田神保町二丁目13番地神保町藤和ビル6階
設立日	2015年1月27日
資本金	96,327,500円（2021年4月20日現在）
発行済株式総数	13,644株（2021年4月20日現在）
発行可能株式総数	1,000,000株
事業内容	メディアコンテンツの開発

株式会社パルソラはカードノベル「yomuco（ヨムコ）」と次世代カード型投稿アプリ「izure（イズレ）」を開発しています。

「yomuco（ヨムコ）」は一画面あたり14文字×10行とスマホに最適化された文字量で1話あたり５分程度で読むことができるコミックノベルです。

一方、「izure（イズレ）」は文字カードと画像カードで構成される、スマホでの読みやすさに特化したノベルです。

シンプルなテキスト入力画面で文章を執筆し、自分の撮影した写真やizureに投稿された写真・イラストなどを追加してグラフィカルな電子書籍作りができます。

そして、今後、力を入れていくのがアプリ事業です。

「ストーリーを投稿する人」や「イラストを投稿する人」が互いに自由にコラボし、共同して作品を創ることを可能にするアプリを開発中。

誰もが気軽に作品作りに参加することができ、「ただ読むだけ」のサービスとは異なり、作品が誕生する現場に自然と立ち会うことが可能です。

“ライブ感を共有しながらの読書”という新しい楽しみをユーザーに提供できます。

今後は高い評価を得た人気作家と専属契約を行いマネジメントしていくことも計画中です。

株式会社パルソラのビジネスモデル

株式会社パルソラのビジネスモデルは上記の通り。

マネタイズは広告料、印税収入、二次利用、クリエエイターのサポート、投げ銭の手数料です。

読者ユーザーは課金することにより広告を消すことができ、投稿者は素材や文字数の制限がなくなります。

また版権もパルソラが管理することで2次利用時の利用料なども徴収します。

株式会社パルソラの代表取締役

株式会社パルソラの代表取締役は三宅 克氏です。

経歴は下記の通り。

1947年　京都府生まれ。日本大学法学部卒業。

1970年　株式会社小学館入社。少女漫画誌「少女コミック」の週刊化に参画。竹宮惠子、萩尾望都らのデビューに立ち会う。

1972年　「週刊少年サンデー」編集部。新人コミック大賞を創設し、高橋留美子、島本和彦らのデビューをサポート。「うる星やつら」をプロデュース、「プロゴルファー猿」「まことちゃん」の初代担当者として連載開始。「テレパル」編集部を経験。

1988年　日本初の熟年ライフスタイル誌「サライ」創刊に参画。

1990年　幼児誌編集部担当部長。

2003年　マーケティング局担当役員となり、コンビニエンスストアを売り場とした〈廉価版コミックシリーズ〉を創刊し、巨大コミック市場を創出。

2007年　小学館取締役就任。株式会社小学館クリエイティブ社長を兼務。名作漫画の復刻シリーズなどを事業化。のち、株式会社アイプロダクション社長を兼務し、デジタルコミックの制作を開始。

2010年　株式会社ヒーローズを設立し、月刊漫画雑誌「ヒーローズ」を創刊。

2015年　株式会社パルソラを設立。

株式会社パルソラの資金調達状況とバリュエーション

株式会社パルソラの資金調達状況をまとめました。

バリュエーションや発行価格は推測となります。

設立

発行済株式総数	820株
発行価格	50,000円
時価総額	4,100万円

平成27年の9月に会社を設立しました。

平成27年の9月に1:10の割合で分割しています。

これにより発行価格は5,000円になりました。

1回目の資金調達

1回目は下記の条件で第資金調達を実施しました。

時期	平成29年2月
発行価格	10,000円
資金調達額	950万円
出資者数	不明
新規発行株数	950株
発行済株式総数	9,150株
資本金	5,050万円
プレバリュー	0.82億円
ポストバリュー	0.91億円

2回目の資金調達

2回目は下記の条件で第資金調達を実施しました。

時期	平成29年11月
発行価格	10,000円
資金調達額	1,501.5万円
出資者数	不明
新規発行株数	2,002株
発行済株式総数	1万1,152株
資本金	6,551.5万円
プレバリュー	0.91億円
ポストバリュー	1.11億円

3回目の資金調達

3回目は下記の条件で第資金調達を実施しました。

時期	平成30年4月
発行価格	15,000円
資金調達額	1,500万円
出資者数	不明
新規発行株数	1,000株
発行済株式総数	1万2,152株
資本金	7,301.5万円
プレバリュー	1.67億円
ポストバリュー	1.82億円

ニュースと照らし合わせると出資者はベンチャーキャピタルのPE&HR株式会社だと思われます。

4回目の資金調達(ECF1回目)

4回目の資金調達はFUNDINNO(ファンディーノ)で実施しました。

時期	平成30年6月
発行価格	31,250円
資金調達額	4,662.5万円
出資者数	290人
新規発行株数	1,492株
発行済株式総数	1万3,644株
資本金	3,470万円
プレバリュー	3.80億円
ポストバリュー	4.26億円

発行価格が31,250円とアップラウンドとなりました。

目標金額は1,700万円、上限は4,750万円でチャレンジ。

人気化し4,662.5万円を調達しました。

5回目の資金調達(ECF2回目)

申込期間	2021年5月23日～2021年5月25日
発行価額	33,000円
目標金額	1,009.8万円
上限金額	4,009.5万円
資金調達額	-万円
出資者数	-人
時価総額	約4.50億円
結果	–

投資コースは下記の3コースが用意されていました。

第2回目の資金調達における資金使途は下記の通りです。

株式会社パルソラの株主やプロ投資家

判明している株式会社パルソラの株主やプロ投資家です。

株式会社パルソラの株主優待

株主優待はありません。

株式会社パルソラのエンジェル税制

株式会社パルソラが株式投資型クラウドファンディングを利用した時点でのエンジェル税制の適用有無をまとめました。

資金調達1回目時

FUNDINNOで1回目の株式投資型クラウドファンディングを行った際はエンジェル税制Bが適用されました。

資金調達2回目時

FUNDINNOで2回目の株式投資型クラウドファンディングを行った際はエンジェル税制Bが適用されました。

株式会社パルソラのマイルストーン

izureをスタートさせ、ブロックチェーン技術の導入、マルチメディア仕様の実装を2019年に行う予定です。

2020年にはクラウド翻訳システムを構築し、海外へも半自動配信ができるようにします。

2021年12月に12.7億円の売上を達成し、その後のIPOを目指しています。

2回目時のマイルストーン

株式会社パルソラの2回目のECF時におけるマイルストーンは上記の通りです。

計画が大きくずれ込んでいます。

イグジットは2025年の12月以降に伸ばされ、売上を16.3億円まで伸ばしてからのIPOを目指しています。

KPIは下記が設定されています。

投資家の投資スタンス

📊アンケート📊
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— AngelFolio＠ECFの専門メディア (@angelfolio) May 17, 2021

まとめ

株式会社パルソラのデータをまとめました。

ビジネスモデル
市場規模
業績
ライバル
プロ投資家
チーム力

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