今回の記事では初心者向けに株式投資型クラウドファディングの始め方を紹介します。
これから投資を始めようとしている方は是非参考にしてください。
Contents
株式投資型クラウドファンディングは始めるまでの流れ
株式投資型クラウドファンディングで投資をするまでの流れは下記の6ステップです。
- 仕組みや基礎を学習する
- プラットフォームに口座開設
- 出資先を選ぶ
- 出資額を決める
- 案件に申し込む
- 入金する
プラットフォームによっては入金が先になる場合もあります。
ではステップ別に詳しく説明していきます。
ステップ1:株式投資型クラウドファンディングの仕組みを学ぶ
まずは投資する前に株式投資型クラウドファンディングの仕組みをしっかりと理解しましょう。
投資という面で見ると、ハイリスク・ハイリターン。
出資した会社が倒産した場合は出資金額が戻ってこない可能性が高いです。
また上場企業の株と比較すると、流動性が低い部分は特に注意が必要です。
出資するサービスによっては途中売買ができない可能性もあります。
リターンよりもリスクをしっかりと理解してください。
ステップ2:プラットフォームに口座開設
株式投資型クラウドファンディングで出資をするにはプラットフォームに口座開設しなければいけません。
国内では下記の5つのプラットフォームが運営しています。
- FUNDINNO(ファンディーノ)
- エメラダ・エクイティ
- GoAngel
- エンジェルバンク
- ユニコーン
各プラットフォームごとに取り扱う案件が違いますので、全て口座開設することをおすすめします。
優先的に口座開設をおすすめするのはFUNDINNO(ファンディーノ)です。
取り扱い数は国内トップですし、実績も他の追随を許しません。
まずはFUNDIINO(ファンディーノ)に口座開設をしてから、他のプラットフォームも順に開設していきましょう。
ステップ3:出資先を選ぶ
口座開設が完了したら出資先を選びましょう。
ただし、いつでも出資できるわけではありません。
新たに資金調達を行う会社が現れた場合は事前に情報が開示されます。(開示されない場合もあり。)
今の所、FUNDINNOでは全案件が事前に情報が開示されます。
申込期間が始まる前に目を通すようにしましょう。
人気案件の場合は調達後数分で満額に達してしまう可能性がありますので注意してください。
出資先を選ぶ場合は最低でも下記の点をしっかりとチェックすることをおすすめします。
- CEOはどんな人か
- アクセスしている市場規模
- プロ投資家が入っているか
- 調達規模
- バリュエーション(時価総額)
リスクが高いので、心から納得した案件のみに出資するようにしましょう。
ステップ4:出資額を決める
出資先を決めたら出資額を決めていきます。
各プラットフォームによって最低出資金額が決められていますので、必ずチェックしてください。
FUNDINNOとエメラダ・エクイティでは10万円前後。
GoAngelでは25万円前後が多いです。
初心者の方は最低出資額から始めるのがいいでしょう。
また、株式投資型クラウドファンディングは1社あたりの出資額は50万円までと決められています。
50万円を超える出資はできませんので覚えておくようにしてください。
ステップ5:案件に申し込みをする
出資先と出資額を決めたら申し込みをしましょう。
各プラットフォームで多少申し込み手順は多少違いますが、迷うことはないと思います。
指示通りに進んでください。
ステップ6:入金をする
最後に入金をすれば出資が完了です。
振込先は出資完了後に各プラットフォームから連絡がきます。
口座番号は各案件ごとに違う場合が多いので注意してください。
毎回、口座番号は必ず確認するようにしましょう。
また、振込手数料は投資家が負担しなければいけません。
下記の金融機関なら所定回数振込手数料が無料になります。
- 住信SBIネット銀行
- 新生銀行
- GMOあおぞらネット銀行
数百円ではありますが、10社出資すれば数千円です。
上手に利用してください。
また、エメラダ・エクイティだけは投資する前に先に入金しなければいけません。
出資先を選ぶ前に入金するようにしましょう。
最後に
最後に株式投資型クラウドファンディングで出資するまでのステップをもう一度確認します。
- 仕組みや基礎を学習する
- プラットフォームに口座開設
- 出資先を選ぶ
- 出資額を決める
- 案件に申し込む
- 入金する
特別難しいことはありません。
初めてでも上記のステップを頭に入れておけば問題なく投資できるはずです。
まずは仕組みや基礎を理解してから口座開設をしてください。
投資をした後は定期的にIRが届き、進展状況などを知ることが可能。
株主総会の通知や決算報告書が届くこともあります。
企業の成長を確認しながらエンジェル投資をエンジョイしましょう。